種子にんにく農園



青森県田子の地にて農業を営み200年。

小さい農家でも、突破力を感じさせる農家でありたい。

「うまい」とそれ以上の価値を創出してお届けできるよう頑張ります。

向上心を持ち、しなやかで突破力ある農民でありたい。

「種子にんにく農園」
文政9年(1826年)初代 種子成松から200年
この地で農家を続け、種子宏典で6代目になります。
にんにく作りに関していえば、祖父の代から半世紀以上の歴史になります。
小さい頃からにんにくに囲まれ、そのせいか風邪をひくこともなく高校時代には皆勤賞をいただきました。
年間数十万個のにんにくをすべて手作業で出荷し、今では1年のうち、にんにくに触れない日は1日もありません。

今でこそ農業の魅力を感じることができますが、農業の苦労を知る私にとっては農業は職業にしたいと思える職業ではありませんでした。

そのため、法律職に就きたいと東京で勉強をしている最中、両親から赤字続きで廃業すると一本の電話。
葛藤の末、廃業を引き留め農業を継ぎました。
多くの方々のおかげで、今もこうして農業を続けられております。
その受けた恩を世の中に対して還元することが大きな命題の一つと考えております。
「うまい」にんにくを作るのは当然のこと、それ以上の価値を創出しお届けできるよう頑張ります。


 ※第25回田子町にんにく優良品コンテスト 最優秀賞
※日本食紀行 文部科学大臣賞


《今後の展望》
・種子にんにく世界5大陸到達(現在アフリカ大陸と南極大陸を残すのみ。宇宙も視野)
・「美味い」の追求
・青森で農業を続けることの魅力発信・可能性の開拓
農業は「命」の根源であり、人間の行動のすべてに繋がっていくものだと思います。

また、現代だからこそできる農業のあり方は多様性に富み、可能性は広がります。
ITや物流の発達により物理的な距離を超越した価値の創出が可能になりました。

そうした農業の可能性を探り、それに対し挑戦していけていることにやりがいを感じております。


「青森県田子町」

にんにく日本一・にんにくの首都を標榜。
最高品質のにんにくとして評価される田子町のにんにく。
そのにんにくは厳しい寒さと良質な水・土・空気からもたらされる。

※星空日本一選出(環境省) 
※水源の森百選選出(国土緑化推進機構)
※日本で最も美しい村選出(「日本で最も美しい村」連合)



当農園のにんにくはミネラル豊富な土壌に、有機資材を活用した土づくりで、きれいな風味と濃い味が特徴です。

成分分析の結果、ポリフェノール値(アミノ酸の仲間)が他の青森県産にんにくの1.7倍もあることがわかりました。

ワインに例えるなら風味豊かで複雑な味わいのフルボディなものを目指して栽培しております。にんにくは作り手の一人一人の姿勢によって、同じ場所で育てていても味や風味は全く異なります。
祖父の代から続く栽培方法のノウハウに加え、自作の肥料や堆肥・緑肥の使い方等、日々「うまい」にんにくを作る努力を続けております。